タオルで顔を拭くときに、嫌な臭いがすると気分は最悪ですね。ここでは臭いの原因と対策について考えたいと思います。

タオルで顔を拭くときに、嫌な臭いがすると気分は最悪ですね。ここでは臭いの原因と対策について考えたいと思います。

■ 臭いのもとは菌の繁殖

臭いの原因はほぼ菌の繁殖によるものです。タオルを使用すると汗や皮脂などから菌が付着し、洗濯した後の生乾きの状態で繁殖してしまい「臭い」の原因となります。
洗濯後のタオルにも万単位の雑菌が残っているそうです。1回の使用で菌は10倍近くに増え、3回も使用すると400倍程にもなるそうです。バスタオルは使用後3日で雑巾並みの菌がいるとも言われます。 菌は他にも洗濯機の汚れなど人以外との接触で付着すると言われています。臭いではありませんが、お子さんのヨダレかけがピンク色になるのも酵母（菌）の繁殖が原因であるそうです。

■ 消臭には殺菌を試してみては…

菌の繁殖による臭いは、いくら洗濯をしても菌が死滅しない限りなくなりません。少し手間がかかると思われますが、「煮洗い」が殺菌、すなわち臭いの除去に効果があるそうです。インターネット上でもいくらか紹介されているようですので、お困りの方は試してみてはいかがでしょうか。 また、洗濯機のお掃除も忘れずにやりましょう。

■ 抗菌・制菌効果のあるタオル

臭いを抑える効果があるタオルとして、抗菌・制菌効果のあるタオルを試してみるのも１つの方法です。しっかりとした試験で効果を確認した訳ではありませんが、疾病の予防を目的にタオルを清潔に保つための抗菌、抗菌・制菌等の効果があるタオルが売り出された際に、そのタオルを使用された方から、「臭さというものを感じない」という声を聞くこともありました。別の目的で付けられた抗菌・制菌効果が防臭にも働いたのではないかと思われます。