オリジナルタオル作りは、決してむつかしいものではありません。
タオルの種類や製作方法の選び方、デザインの作成など、オリジナルタオル作りのポイントをご紹介します。タオル屋さんもきっと親切にサポートしてくれます。
オリジナルタオルを作るには、大きく次の3つのことを決めていきます。
○ タオルのサイズ
○ 作り方(デザインの表現方法)
○ 表現するデザイン
この点についてタオル屋さんと相談してタオル作りを進めていきます。
3つのことを決めるためには、使い方・制作枚数・必要時期・予算・表現したいデザインのイメージなどの希望を、タオル屋さんに相談すると良いでしょう。
タオルのサイズは、特別なものを除いて次のものがあります。
サイズは参考サイズです。メーカーさんによって多少サイズや厚み(重み)が異なります。
表 タオルサイズの種類 | |||
名称 | 参考サイズ(幅) | 参考サイズ(長さ) | 参考容積(重量)比 |
バスタオル | 65cm | 130cm | 2.92 |
スポーツタオル | 40cm | 110cm | 1.52 |
フェイスタオル | 34cm | 85cm | 1.00 |
マフラータオル | 20cm | 110cm | 0.76 |
ハンドタオル | 34cm | 36cm | 0.42 |
ハンカチタオル | 25cm | 25cm | 0.22 |
ミニハンカチタオル | 20cm | 20cm | 0.14 |
注)容積(重量)比は、同じ素材、同じ織り方を前提として、フェイスタオルを1.00とした場合の比率です。 |
表に「容積(重量)比」を示しています。容積はすなわち使用される綿糸の量比と考えて下さい。比率に比例して、重い/軽い、水分吸収量が多い/少ない、乾き易い/難い、しぼり易い/難い、価格が高い/安いという傾向になります。
専門的には多くの作り方がありますが、ここでは標準的なものをご紹介します。
作り方は、大きくは「染色」による方法と「織り」による方法に大別されます。
「染色」による方法は、完成したタオルに色付けしてデザインを表現します。「織り」による方法は、染色された糸を使用して、織り方を工夫することで、色や凹凸によりデザインを表現します。
「染色」による方法、「織り」による方法のそれぞれにいくつかの方法があり、それぞれ長所・短所があります。
詳しい説明は、『タオルのあれこれ-タオルデザインの表現方法』に紹介していますのでご参考になさって下さい。
デザインというものは、無限な広がりがあるものですね。迷いだすとキリがありませんね。
大切なことは、表現したいあなたの気持ちを決めることだと思います。その気持ちに沿って、色使い、描きたい文字や絵柄、大きさや位置をイメージしていかれると良いと思います。
プロのデザイナーが描いたデザインも価値があると思いますが、素人の方が描いたデザインも個性的でその人の気持ちがこもった世界に一つの価値あるデザインと思います。幼児が描いた絵は、洗練されたものではありませんが、心温まるすばらしいデザインだと思います。
幼い頃に白紙の画用紙に向かって、絵を描くことにワクワクした心地を思い出して、オリジナルタオルを作る過程も楽しんで下さい。
デザインのイメージが持てない方、イメージはあるがもっと良いデザインを求めたい方は、オリジナルタオルの制作事例を参考にされることをおすすめします。
タオル屋さんでは数々の事例を紹介されています。中には有名な人や団体など、欲しくなるタオルがあるかも知れません。
「ものづくり」には、必ず「設計図」にあたるものが必要です。「おまかせ」とか、「こんな感じで」といったあいまい性は、後のトラブルになりなりかねません。
上手/下手はまったく関係ありませんので、まずはあなたのイメージを紙に描いてみましょう。
ご自身ではうまく描けないことでも、「さくらの花の絵を入れたい」といった要望や希望を書き入れておくともっと良いと思います。
それがもとになって、タオル屋さんやデザイナーのサポートを受けると、校正した最終デザインを提案してもらえると思います。
タオルに限らず、最近はデザイン(設計図)をコンピュータで作成します。
タオルのメーカーさんやデザイナーさんは、ほとんどが「アドビ社のイラストレータ」というソフトウェアを利用します。ただ、高価なソフトですのでお持ちの方は少ないと思います。
他のソフトで描かれたものでもかまいませんので、作成したものをタオル屋さんに渡せると、より正確にデザインを伝えられ間違いも少なくなります。
ネット販売先に依頼される場合には、タオル屋さんとの情報交換も楽になります。タオルメーカーさんやデザイナーさんが、最終的なデザイン原稿を「アドビ社のイラストレータ」に置き換える手間も減り、タオル屋さんによっては値段をおまけしてくれるかも知れません。
ここでいう「特別な具材」とは、「公に決められたデザイン(会社のマーク、校章、書体、色)」、あるいは「これでないといけないデザイン」といったものです。
具体的なデザイン原稿がない状態で制作し、完成したら形や色が違うというトラブルは少なくありません。特に「特別な具材」は、大切なデザインですので少し異なるだけでもクレームになります。
「特別な具材」は、書面でタオル屋さんに渡して、制作前にもデザイン原稿をよく確認するようにするとトラブルを防止できます。色を指定する場合には、既に使用されているものを実際に印刷したものや指定する色の紙を切り抜いて色を伝えるのも方法です。専門的な知識がある方であれば、色標準であるDICやPANTONEの番号を指定されると良いと思います。テレビやパソコンに表示される色と印刷や染色で表現される色にはブレがありますので気をつけましょう。
デザインによっては、線の太さや色などを指定したように表現できない場合もありますので、許される範囲のものかを事前に確認することをおすすめします。
タオルの表面は、言うまでもなくフワフワで、ちからのかけ具合で表面のパイルは変化します。 細い線、繊細なデザインを表現しようとすると、その部分がパイルの状態で見えたり見えなかったりします。 また、「染色」する方法で制作した場合、色の境界がにじみ、細い線が周辺の色に染まり見えなくなってしまうことがあります。タオル屋さんによっては、引き受けてもらえないことがありますし、引き受けてもらっても後のトラブルにもつながりかねません。 一概には言えませんが、できることであれば、数ミリ以上の太さの線でデザインを表現するようにしましょう。
グラデーションはとてもきれいですが、多くの色を組み合わせてできるものです。 数色程度ならグラデーションを表現することは可能ですが、多色のものは出来たとしても大変高価なものになります。 繊細なグラデーションを求められるなら、「インクジェットプリント」や「昇華プリント」といったデジタル処理を前提とする作り方に限定されます。
タオルの縁は、タオルがほつれないように縫製されています。専門的には、幅方向の縫製部分を「ミミ」、長さ方向の縫製部分を「ヘム」と言います。 要は、タオルの縁は繊維の状態が違うため、染色した際に染料の「にじみ」がおこりやすい性質があります。 「にじみ」の程度をあらかじめ容認しておくか、容認できないのであればデザインに手を加えることをおすすめします。
タオルに限らずオリジナル品は制作数が少なければ単価が高くなるのは仕方がない面があります。制作数に関係なく必要な準備等の作業、購入する側からすると手間賃が発生してしまうからです。
たくさんの方々がオリジナルタオルを制作されている中で、やはり100枚以上というのが一般的な数量と言えます。タオル屋さんやメーカーさんの立場にたてば、200枚以上というのが本音だと思いますが、その辺はご商売ですので親切に相談にのってもらえると思います。
もちろん、もっと少ない数量でも制作してくれるタオル屋さんもたくさんありますが、皆さんが少々割高になることを理解されるかどうかということになります。
でも、せっかく作られるオリジナルタオルです。人生の大切な出来事や思い出があってこそ、オリジナルタオルの制作をお考えだと思います。タオルに大切な思いを込められて、たくさんの方にその気持ちを伝えて頂けたらと思います。
オリジナルタオルの納期は、デザイン等が決まった後に、制作を依頼してから3週間~5週間くらいが目安と言えます。
納期を左右するのは、制作方法、制作数量、混雑度といった要素と言えます。
生産を依頼できるようになるまでにデザインを決める必要があるわけですが、タオル屋さんと何度かやり取りする時間を考慮すると、さらに1ヶ月程度前からタオル屋さんと相談されることをおすすめします。
オリジナルタオルにも制作依頼の多いシーズンがあります。新年を迎える10月後半~12月初旬、新年度を迎える2月~3月、夏のスポーツ大会に向けた6月~7月の他、全般的にイベントが多い時期の前は比較的混雑しやすい時期と言えます。
オリジナルタオルの制作をお考えの折は、早めにタオル屋さんにご相談ください。その時に納期の見込みも尋ねられると良いと思います。
制作したタオルを欲しい人が増えたり、チームのタオルを後輩も引き続き使いたいなど、いわゆる「リピート制作」を依頼される方も少なくありません。 後に追加制作を依頼する可能性がある場合は、初回の制作時にデザインの「型(かた)」の保管期間を聞いておきましょう。
デザインをプリントする「型」がメーカーさんで保管されていれば、改めて「型」を作り直す必要がありませんので、コストも安く済み、納期も短縮されやすくなります。
ただ、メーカーさんの保管義務はありませんので、保管期間はメーカーさんの事情次第です。制作件数が多くなるとメーカーさんも「型」を保管する場所がなくなりますので、保管期間も一律ではありません。
あくまで目安として、「型」の保管期間を聞いておかれると良いと思います。また、追加制作する際にも「型」が残っているかをタオル屋さんに確認されるのも一つの方法です。
タオルの費用を左右するものとして、タオルの原料である「綿糸」の価格変化があげられます。「綿糸」は相場でその時々の値段が決まります。
よって、時期によって値段が変動するため、前回制作したときと同じ価格で制作できないことがあります。たいへんまれなケースでは、リーマンショック以降、綿糸の価格が倍程度に跳ね上がることもありました。
過去の価格を前提に予算を考えられ、いざリピート制作となった場合に予算オーバーとなってはガックリされると思います。リピート制作をお考えの場合は、改めてタオル屋さんに見積りを依頼しましょう。
オリジナルタオル作りは、決してむつかしいものではありません。
タオルの種類や製作方法の選び方、デザインの作成など、オリジナルタオル作りのポイントをご紹介します。タオル屋さんもきっと親切にサポートしてくれます。
オリジナルタオルを作るには、大きく次の3つのことを決めていきます。
○ タオルのサイズ
○ 作り方(デザインの表現方法)
○ 表現するデザイン
この点についてタオル屋さんと相談してタオル作りを進めていきます。
3つのことを決めるためには、使い方・制作枚数・必要時期・予算・表現したいデザインのイメージなどの希望を、タオル屋さんに相談すると良いでしょう。
タオルのサイズは、特別なものを除いて次のものがあります。
サイズは参考サイズです。メーカーさんによって多少サイズや厚み(重み)が異なります。
表 タオルサイズの種類 | |||
名称 | 参考サイズ(幅) | 参考サイズ(長さ) | 参考容積 (重量)比 |
バス タオル | 65cm | 130cm | 2.92 |
スポーツ タオル | 40cm | 110cm | 1.52 |
フェイス タオル | 34cm | 85cm | 1.00 |
マフラー タオル | 20cm | 110cm | 0.76 |
ハンド タオル | 34cm | 36cm | 0.42 |
ハンカチ タオル | 25cm | 25cm | 0.22 |
ミニハンカチ タオル | 20cm | 20cm | 0.14 |
注)容積(重量)比は、同じ素材、同じ織り方を前提として、フェイスタオルを1.00とした場合の比率です。 |
表に「容積(重量)比」を示しています。容積はすなわち使用される綿糸の量比と考えて下さい。比率に比例して、重い/軽い、水分吸収量が多い/少ない、乾き易い/難い、しぼり易い/難い、価格が高い/安いという傾向になります。
専門的には多くの作り方がありますが、ここでは標準的なものをご紹介します。
作り方は、大きくは「染色」による方法と「織り」による方法に大別されます。
「染色」による方法は、完成したタオルに色付けしてデザインを表現します。「織り」による方法は、染色された糸を使用して、織り方を工夫することで、色や凹凸によりデザインを表現します。
「染色」による方法、「織り」による方法のそれぞれにいくつかの方法があり、それぞれ長所・短所があります。
詳しい説明は、『タオルのあれこれ-タオルデザインの表現方法』に紹介していますのでご参考になさって下さい。
デザインというものは、無限な広がりがあるものですね。迷いだすとキリがありませんね。
大切なことは、表現したいあなたの気持ちを決めることだと思います。その気持ちに沿って、色使い、描きたい文字や絵柄、大きさや位置をイメージしていかれると良いと思います。
プロのデザイナーが描いたデザインも価値があると思いますが、素人の方が描いたデザインも個性的でその人の気持ちがこもった世界に一つの価値あるデザインと思います。幼児が描いた絵は、洗練されたものではありませんが、心温まるすばらしいデザインだと思います。
幼い頃に白紙の画用紙に向かって、絵を描くことにワクワクした心地を思い出して、オリジナルタオルを作る過程も楽しんで下さい。
デザインのイメージが持てない方、イメージはあるがもっと良いデザインを求めたい方は、オリジナルタオルの制作事例を参考にされることをおすすめします。
タオル屋さんでは数々の事例を紹介されています。中には有名な人や団体など、欲しくなるタオルがあるかも知れません。
「ものづくり」には、必ず「設計図」にあたるものが必要です。「おまかせ」とか、「こんな感じで」といったあいまい性は、後のトラブルになりなりかねません。
上手/下手はまったく関係ありませんので、まずはあなたのイメージを紙に描いてみましょう。
ご自身ではうまく描けないことでも、「さくらの花の絵を入れたい」といった要望や希望を書き入れておくともっと良いと思います。
それがもとになって、タオル屋さんやデザイナーのサポートを受けると、校正した最終デザインを提案してもらえると思います。
タオルに限らず、最近はデザイン(設計図)をコンピュータで作成します。
タオルのメーカーさんやデザイナーさんは、ほとんどが「アドビ社のイラストレータ」というソフトウェアを利用します。ただ、高価なソフトですのでお持ちの方は少ないと思います。
他のソフトで描かれたものでもかまいませんので、作成したものをタオル屋さんに渡せると、より正確にデザインを伝えられ間違いも少なくなります。
ネット販売先に依頼される場合には、タオル屋さんとの情報交換も楽になります。タオルメーカーさんやデザイナーさんが、最終的なデザイン原稿を「アドビ社のイラストレータ」に置き換える手間も減り、タオル屋さんによっては値段をおまけしてくれるかも知れません。
ここでいう「特別な具材」とは、「公に決められたデザイン(会社のマーク、校章、書体、色)」、あるいは「これでないといけないデザイン」といったものです。
具体的なデザイン原稿がない状態で制作し、完成したら形や色が違うというトラブルは少なくありません。特に「特別な具材」は、大切なデザインですので少し異なるだけでもクレームになります。
「特別な具材」は、書面でタオル屋さんに渡して、制作前にもデザイン原稿をよく確認するようにするとトラブルを防止できます。色を指定する場合には、既に使用されているものを実際に印刷したものや指定する色の紙を切り抜いて色を伝えるのも方法です。専門的な知識がある方であれば、色標準であるDICやPANTONEの番号を指定されると良いと思います。テレビやパソコンに表示される色と印刷や染色で表現される色にはブレがありますので気をつけましょう。
デザインによっては、線の太さや色などを指定したように表現できない場合もありますので、許される範囲のものかを事前に確認することをおすすめします。
タオルの表面は、言うまでもなくフワフワで、ちからのかけ具合で表面のパイルは変化します。 細い線、繊細なデザインを表現しようとすると、その部分がパイルの状態で見えたり見えなかったりします。 また、「染色」する方法で制作した場合、色の境界がにじみ、細い線が周辺の色に染まり見えなくなってしまうことがあります。タオル屋さんによっては、引き受けてもらえないことがありますし、引き受けてもらっても後のトラブルにもつながりかねません。 一概には言えませんが、できることであれば、数ミリ以上の太さの線でデザインを表現するようにしましょう。
グラデーションはとてもきれいですが、多くの色を組み合わせてできるものです。 数色程度ならグラデーションを表現することは可能ですが、多色のものは出来たとしても大変高価なものになります。 繊細なグラデーションを求められるなら、「インクジェットプリント」や「昇華プリント」といったデジタル処理を前提とする作り方に限定されます。
タオルの縁は、タオルがほつれないように縫製されています。専門的には、幅方向の縫製部分を「ミミ」、長さ方向の縫製部分を「ヘム」と言います。 要は、タオルの縁は繊維の状態が違うため、染色した際に染料の「にじみ」がおこりやすい性質があります。 「にじみ」の程度をあらかじめ容認しておくか、容認できないのであればデザインに手を加えることをおすすめします。
タオルに限らずオリジナル品は制作数が少なければ単価が高くなるのは仕方がない面があります。制作数に関係なく必要な準備等の作業、購入する側からすると手間賃が発生してしまうからです。
たくさんの方々がオリジナルタオルを制作されている中で、やはり100枚以上というのが一般的な数量と言えます。タオル屋さんやメーカーさんの立場にたてば、200枚以上というのが本音だと思いますが、その辺はご商売ですので親切に相談にのってもらえると思います。
もちろん、もっと少ない数量でも制作してくれるタオル屋さんもたくさんありますが、皆さんが少々割高になることを理解されるかどうかということになります。
でも、せっかく作られるオリジナルタオルです。人生の大切な出来事や思い出があってこそ、オリジナルタオルの制作をお考えだと思います。タオルに大切な思いを込められて、たくさんの方にその気持ちを伝えて頂けたらと思います。
オリジナルタオルの納期は、デザイン等が決まった後に、制作を依頼してから3週間~5週間くらいが目安と言えます。
納期を左右するのは、制作方法、制作数量、混雑度といった要素と言えます。
生産を依頼できるようになるまでにデザインを決める必要があるわけですが、タオル屋さんと何度かやり取りする時間を考慮すると、さらに1ヶ月程度前からタオル屋さんと相談されることをおすすめします。
オリジナルタオルにも制作依頼の多いシーズンがあります。新年を迎える10月後半~12月初旬、新年度を迎える2月~3月、夏のスポーツ大会に向けた6月~7月の他、全般的にイベントが多い時期の前は比較的混雑しやすい時期と言えます。
オリジナルタオルの制作をお考えの折は、早めにタオル屋さんにご相談ください。その時に納期の見込みも尋ねられると良いと思います。
制作したタオルを欲しい人が増えたり、チームのタオルを後輩も引き続き使いたいなど、いわゆる「リピート制作」を依頼される方も少なくありません。 後に追加制作を依頼する可能性がある場合は、初回の制作時にデザインの「型(かた)」の保管期間を聞いておきましょう。
デザインをプリントする「型」がメーカーさんで保管されていれば、改めて「型」を作り直す必要がありませんので、コストも安く済み、納期も短縮されやすくなります。
ただ、メーカーさんの保管義務はありませんので、保管期間はメーカーさんの事情次第です。制作件数が多くなるとメーカーさんも「型」を保管する場所がなくなりますので、保管期間も一律ではありません。
あくまで目安として、「型」の保管期間を聞いておかれると良いと思います。また、追加制作する際にも「型」が残っているかをタオル屋さんに確認されるのも一つの方法です。
タオルの費用を左右するものとして、タオルの原料である「綿糸」の価格変化があげられます。「綿糸」は相場でその時々の値段が決まります。
よって、時期によって値段が変動するため、前回制作したときと同じ価格で制作できないことがあります。たいへんまれなケースでは、リーマンショック以降、綿糸の価格が倍程度に跳ね上がることもありました。
過去の価格を前提に予算を考えられ、いざリピート制作となった場合に予算オーバーとなってはガックリされると思います。リピート制作をお考えの場合は、改めてタオル屋さんに見積りを依頼しましょう。